県民共済住宅の標準仕様は、耐震等級3や高断熱・高性能設備を充実装備で実現。坪単価が安いだけでなく、安心してマイホームを建てられる理由を徹底解説します。
県民共済住宅は坪単価こそ安いと言われていますが、実際の標準仕様はどの程度充実しているのでしょうか?ローコスト=低品質というイメージが先行しがちですが、断熱材やサッシ、キッチン設備など、想像以上に高品質なケースも多々あります。
この記事では、圧倒的コスパを実現する県民共済住宅の標準仕様をひとつひとつ詳しく見ていきます。『安いのに妥協しなくていい!』そんな声が多い、その理由を徹底解説していきます。
結論として県民共済住宅は標準仕様でも、高性能でとてもおすすめです。
県民共済住宅は、家づくりの費用を抑えつつ、高品質な住まいを手に入れたい方に、県民共済住宅は最適な選択肢になります。営利を追わない仕組みのおかげで、広告費や営業コストを抑えて良い建物を低価格で実現してくれています。

少し、あなたがやることが多いですが
それ以上のメリットが大いにあります!
一般のメーカーと一番違う点は
ガス会社・外構業社・解体業社などをあなたが手配する必要がある点です。
しかし、業社選定だけすればあとは通常のメーカーと何一つ変わりません。
むしろ、自分で比較することで安く抑えることができるので大きなメリットとも言えます。
しっかりとやることを把握して県民共済住宅で後悔のない家づくりをしましょう!
県民共済住宅を検討中の方は『県民共済住宅完全ロードマップ』の記事は確実に確認して下さい。


- 土地を探す
- 住宅会社を探す
- 必要書類の準備(土地持ちの場合、施主メイン)
- ローンを組む【土地段階で検討】
- ガス会社を決める【請負契約後】(施主が進める。プロパンだとぼったくりに要注意)
- 解体業者を決める【請負契約後】(解体ありの場合必要、比較すると安くなる可能性大)
- 外構業者を決める【上棟後】(比較しないと金額、全然違う)
構造 – 木の力を活かした安心の家づくり
基礎(ベタ基礎)






家を支える見えない部分にも、県民共済住宅は手を抜きません。基礎には耐圧盤基礎(ベタ基礎)が採用されており、建物全体を厚いコンクリートの板で支える工法になっています。
土台・柱(国産無垢材)






構造躯体には耐久性に優れた木造軸組工法を採用しています。主な構造材となる土台や柱には国産ヒノキ無垢材・四寸角(12cm角)が使われています。ヒノキの無垢材は強度が高くシロアリや腐朽にも強いと言われ、昔から社寺建築にも使われるほど信頼性の高い材料です。
耐震性能(耐震等級3)
日本は地震や台風が多いので、住宅の耐震性はとても重要です。県民共済住宅では耐震等級3(最高等級)相当の耐震性能を標準で確保しています。強固なベタ基礎やヒノキ柱に加え、壁の中には筋交い(すじかい)や構造用合板などの耐力面材がバランス良く配置され、建物をしっかり補強。
大規模地震の実験でも倒壊しないレベルとされる強さを保持しているとのことで、「万一の地震でも家族を守れる家」という安心感が得られます。




オプションで制震ダンパーを追加することも可能ですが、標準仕様でも十分に高い耐震性が備わっています。
断熱性能(高断熱住宅)






快適な暮らしには断熱もしっかりしていないといけません。県民共済住宅では高断熱仕様を標準とし、壁や天井の内部に断熱材をすき間なく充填する充填断熱工法を採用。実際の構造模型を見ると、柱と柱の間にぎっしり断熱材が詰められており、冬でも室内の暖かさを逃さず夏の暑さも遮ってくれそうです。
後述する複層ガラスや24時間換気システムの組み合わせで、結露・カビを防ぎつつ一年中快適な住環境を実現します。
外観・外部仕様 – 長持ちする屋根・壁と快適な開口部
高断熱サッシ(Low-E複層ガラス)




窓には高断熱サッシとLow-E複層ガラス(ペアガラス)を標準採用。ガラス2枚で空気層を挟む複層ガラスは、室内の暖気・冷気を逃しにくい構造です。サッシ枠には樹脂やアルミ樹脂複合を用いる場合が多く、さらに結露を抑える効果も期待できます。


選べる選択肢
外気温の影響を受けにくく室内環境を快適に保つうえ、光熱費の抑制にもつながる頼もしい仕様です。
屋根材(陶器瓦)










屋根には耐久性と遮熱性に優れた陶器瓦が標準採用されています。陶器瓦は耐火性能も高く、メンテナンス頻度も少なくて済むため、ライフサイクルコストを抑えられます。和瓦だけでなく洋風のデザインやカラーも揃っており、外観イメージに合わせたチョイスが可能。
実物を見ると重厚感とデザイン性を兼ね備え、雨音もやわらげてくれるなど総合的に優れた屋根材だと感じられます。
選べる選択肢
雨樋




雨樋はパナソニック製で、十分大きいものが標準品となっています。
外壁材(高品質サイディング)








外壁は高耐候性のサイディングを標準採用。光触媒コーティングのあるサイディングを選べば、汚れがついても雨と太陽光で分解・洗浄されるため外観を長く美しく保てます。色あせに強い塗装技術が使われているため、塗り替え周期が長く家計にやさしいのも魅力。






選べる選択肢
豊富なデザインから好みの外観に仕上げることができます。









オプションのメンテナンスフリーのタイルもおすすめです。
玄関ドア(高断熱+電気錠)












玄関ドアも断熱性能が高く、防犯性に配慮された電気錠付きのドアが標準です。リモコンキーやタッチキーに対応しているので、ボタンひとつで施錠・解錠が可能。分厚い断熱材入りドアと気密パッキンで、すき間風も防ぎ、快適さと安心感を両立しています。
選べる選択肢



オプションですが勝手口もあります。
バルコニー






バルコニーは2坪以内のものが1箇所標準で含まれます。洗濯物干し場やちょっとした憩いのスペースとしても十分な広さ。防水シート仕上げで雨漏りしにくく、手すりの高さも安全性に配慮されているため安心して使えます。
内装・内部仕様 – 心地よい空間と使いやすさへの工夫
収納(玄関収納・室内収納)






玄関には大容量のシューズボックスが標準装備。各部屋にもクローゼットが設置され、棚板やハンガーパイプが付属しているため収納家具を買い足さなくても十分なスペースが確保できます。若い夫婦やこれからお子さんが増える家庭にも嬉しいポイントです。






選べる選択肢
床材(フローリング)










居室のフローリングは傷や汚れに強いコーティングが施された木質床材。ナチュラル系からダーク系まで色味が選べるため、好みのインテリアに合わせやすいです。標準でも床暖房対応フロアを選べるメーカーもあり、寒い季節も快適に過ごせます。
室内建具(ドア・収納扉)












ドアやクローゼット扉などの室内建具は国内有名メーカー製が標準。色やデザインバリエーションが豊富で、フローリングや壁紙とのコーディネートも楽しめます。建具もF☆☆☆☆で安全性を考慮しつつ、インテリア性を損なわない仕上がりです。
選べる選択肢












和室






和室を作りたい方には嬉しい一部屋まで標準仕様です。障子がお客様のいらないとの声が多く、オプションになりました。
住宅設備 – 日々の暮らしを彩る充実の設備
システムキッチン












標準仕様で幅255cm以内のシステムキッチンが1台付属。タカラスタンダードやLIXIL、クリナップなど大手メーカーから選べ、IHまたはガスコンロを選択可能です。タッチレス水栓や人造大理石カウンターなど、通常オプション扱いの装備も標準で含まれており、料理好きにはたまらないクオリティです。
選べる選択肢
バスルーム(ユニットバス)






























標準仕様で1.25坪までのユニットバスが1室設置可能。TOTO、LIXILなど人気メーカーの最新シリーズが選べます。浴室暖房乾燥機や断熱浴槽、節水シャワーなど充実の機能が標準で付いてくるため、年間を通じて入浴を快適にサポートしてくれます。
選べる選択肢
洗面化粧台








幅75cm~90cmの洗面化粧台が標準で1台(建物の広さによっては2台)設置されます。シャワー付き水栓や三面鏡など高機能が当たり前の最新モデルで、収納力も抜群。PanasonicやLIXILなど、有名メーカーのシリーズから選べます。
選べる選択肢
トイレ(洗浄機能付き)


















各階に2台まで温水洗浄便座付き洋式トイレが標準装備。LIXILやTOTO製の節水トイレで、掃除のしやすいフチなし形状やコーティングが採用されているので、清潔を保ちやすい設計です。吊戸棚などの収納も標準で備わり、使い勝手もバッチリ。
選べる選択肢
エアコン(冷暖房)


エアコンは県民共済でも手配できますが、自身で入れた方が安く済む場合もあるでしょう。
自身で入れる場合は引き渡し後の施工となります。
テレビドアホン(録画・玄関解錠機能付き)


カラー録画対応のテレビドアホンが標準で設置され、玄関ドアの鍵も室内から施錠・解錠できます。モニタ子機が複数台つき、どこにいても来客確認が可能。防犯性と利便性を両立したセキュリティ仕様が最初から備わっているのは心強いですね。
火災報知器(住宅用火災警報器)


万が一の火災に備え、全室に火災警報器を設置(無線連動型の場合、どこか1台が反応すると全て鳴るタイプ)。就寝中でもいち早く警報音に気づくことができ、家族を守るための大きな安心材料となっています。
給湯器(ガス給湯器・エコジョーズ)


高効率給湯器(エコジョーズ、24号)が標準採用され、ガス代の節約に貢献。自動お湯張りや追い焚き機能が備わっており、台所リモコン・浴室リモコンの両方から操作可能。省エネと使い勝手を両立した頼れる設備です。
その他の標準設備・仕様
















上記以外にも、県民共済住宅には多数の標準装備があり、追加費用なしですぐ使い始められます。
- 照明器具:各部屋1ヶ所+玄関・トイレ・洗面などの必須箇所に標準装備。
- カーテンレールやレースカーテン:入居時にカーテンを吊るだけでOK。
- シャッター雨戸:1階の主要窓に手動シャッター雨戸を装備。防犯・台風対策に安心。
- 網戸:全ての開閉窓に取り付け済みで、虫の侵入をシャットアウト。
- 床下収納庫:キッチンや玄関近くなどに収納スペースを確保。
- 階段・玄関手すり:標準で取付済みなので、小さなお子さんやお年寄りがいても安心。
- 24時間換気システム:第3種換気で常に空気を循環させ、室内を清潔・快適に保つ。
- コンセント・スイッチ:各居室に2ヶ所以上、TV端子やエアコン用コンセントも豊富に配置。
県民共済住宅のオプションとは
オプションも色々とあるので、抑えたい方は標準使用でできるだけ建てるようにしましょう。



県民共済住宅は標準でも優秀です!


まとめ – 標準仕様がすごい


以上、県民共済住宅の標準仕様について、構造・外観・内装・設備の各面から詳しくご紹介しました。初めての家づくりを検討中の若いご夫婦にとって、標準仕様が充実していることは大きなメリットです。
必要なものが最初から揃っているため、オプション追加で予算が大幅に膨らむ心配も少なく予算管理がしやすいでしょう。使われている素材・設備はいずれも国内有名メーカー品や高性能なものばかりで、品質面でも安心です。耐震等級3の頑丈な構造、高断熱の快適さ、最新設備の便利さなど、標準のままで十分満足できる住まいが手に入るのは大きな魅力と言えます。
流れや見落としがちなポイントなどは『県民共済住宅完全ロードマップ』の記事に記載してあります。まずはこの記事であなたのやるべきことや流れを理解して下さい。



県民共済住宅を検討中・建築中の方は
絶対見た方が良いです。

